fc2ブログ

ハルジオン

野の花を想いながら詩を書いています

時雨

時雨のような雨が降る
外を歩く人は寒かろう
こんな日は家の中から雨を見ているのがいい
雨に濡れた服は冷たかろう
早く乾いた服に着替えたいだろう
それなのに傘もささず ただ濡れるにまかせる人のいて
その人の後ろ姿を目で追いながら
雨に濡れたがっているもう一人の自分に気づいている





スポンサーサイト



[ 2017/11/30 11:17 ] | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する